TRAFFIC SAFETY交通安全への取り組み

平成30年度の取り組みについて(平成30年4月~平成31年3月)

平成エンタープライズグループでは運輸安全マネージメントの取り組みとして
以下のとおり全従業員一丸となって進めてまいります。

1、輸送の安全に関する方針

─ 社長方針 ─

  1. 「安全性」「正確性」「迅速性」「快適性」「継続性」の5本の柱を基に安全輸送サービスに努め皆様の信頼に応え広く社会貢献をして行きます。
  2. 輸送の安全に関する計画の策定・実行・チェック・改善(PDCA)を確実に実行し、安全対策を常に見直し、全社員が一丸となって業務を遂行する事により、絶えず輸送の安全性の向上に努めます。また輸送の安全に関する情報については、積極的に公表します。

2、輸送の安全に関する目標及びその達成状況

29年度目標と結果

  1. [目標]重大事故ゼロ [結果]重大事故ゼロ 達成
  2. [目標]人身事故ゼロ [結果]人身事故ゼロ 達成できず
  3. [目標]有責事故前年比半減 [結果]有責事故前年比半減 達成できず

30年度目標

  1. 重大事故ゼロ
  2. 人身事故ゼロ
  3. 有責事故各営業所、車両台数の20%以内

29年度につきましては、重大事故ゼロに関しては達成できましたが、人身事故ゼロ・有責事故半減については達成できませんでした。
30年度につきましては、重大事故に加え人身事故ゼロをかかげ、有責事故各営業所、車両台数の20%以内に向けて全力で事故防止を行ってまいります。

3、事故に関する統計

担当営業所別

◆平成エンタープライズ
三芳 38件  名古屋 3件  大阪 8件  加須 10件  小平 8件  神奈川 7件  千葉 3件  足立 2件  ひばり 13件

◆平成コミュニティ
大阪 7件

自動車事故報告規則第2条に規定する事故はありません。
詳細は別紙の通り(平成29年度の事故統計 PDFファイル:31KB)

4、安全管理規程

5、輸送の安全のため講じた措置

輸送の安全に関する重点施策の取り組み結果

安全に対する基本方針、安全目標・実施計画を全社員に周知させ徹底する為に下記の事項について取り組みました。

  1. 全社員を対象に安全マネジメント第7期の実施
    年間スローガン・事故削減目標件数、月間目標・月間目標件数を策定し社内掲示板及び営業所内に掲示、常に安全を意識する体制を作りました。
  2. 交通安全強化日の制定(毎月6日)
    全社で無事故を目指す日とし、特に自転車・歩行者に充分に注意を払いました。
  3. 事故対策委員会の実施
    前月に発生した事故の分析と再発防止対策について、取締役(安全統括管理者)と管理職が意見交換を行う会議を実施しました。(毎月開催)
  4. 社長召集研修会の実施
    研修会の実施により、全社員に対して安全に対する意識の統一を図りました。
  5. 社長以下役員・幹部職員による職場巡視
    各種行事への参加、各営業所・各施設、各バス停、高速道路SA等を巡視した他、安全意識の向上の為、現場とのコミュニケ―ションを図りました。
  6. 各種安全運動への取り組み
    期間中、交通事故ゼロを目標に下記の安全運動に取り組みました。
    ○春・秋の全国交通安全運動
    ○年末年始自動車輸送安全総点検
  7. バック事故対策
    後退誘導などによる確実な後方安全確認、バック3秒ルール啓発シールを各バスの運転席に貼り、バック事故削減に取り組みました。
  8. 指差確認
    点呼場にスローガンを貼り、復唱して意識の向上を図りました。

輸送の安全に関する投資実績

  1. 安全に関する投資
    (1)睡眠時無呼吸症候群検査(対象:全運転士 入社時研修参加者全員に実施)
    (2)はんよう薬物スクリーニング
    (3)脳ドック(68名に実施)
    (4)フィーリズム(居眠り防止機器)導入
    (5)デジタコ導入
    (6)ドラレコ導入
    (7)適性診断(初任・3年目・6年目…/65歳以上・事故惹起)
    (8)車庫整備
  2. 乗務員教育に関する投資
    (1)新人教育に関わる費用
    (2)乗務員(運転士・添乗員)指導に関わる費用
    (3)交通安全大会にかかわる費用
    (4)安全運転中央研修所合宿研修費用
    (5)社外講師指導費用(NASVA等)

6、輸送の安全のため講じようとする措置

輸送の安全に関する重点施策の取り組み

  1. 全社員を対象に安全マネジメント第8期の実施
    年間スローガン・事故削減目標件数、月間目標・月間目標件数を策定し社内掲示板及び営業所内に掲示、常に意識する体制を作ります。NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)の指導を頂く予定です。
  2. 交通安全強化日の制定(毎月6日)
    『全社で無事故を目指す日』とし、特に自転車・歩行者に充分に注意を払います。
  3. 事故対策委員会の実施
    前月に発生した事故の分析と再発防止対策について、管理職と指導運転士・班長運転士が意見交換を行う会議を実施します。(毎月開催)
  4. 事故対策委員会の実施
    研修会の実施により全社員に対して安全に対する意識の統一を図ります。
  5. 社長以下役員・幹部職員による職場巡視
    各種行事への参加、各種行事への参加、各営業所・各施設、各バス停、高速道路SA等を巡視すると共に、安全意識の向上の為、現場とのコミュニケ―ションを図ります。
  6. 各種安全運動への取り組み
    期間中、交通事故ゼロを目標に下記の安全運動に取り組みます。
    ○春・秋の全国交通安全運動(平成30年4月・9月)
    ○夏の交通安全月間(平成30年7月)
    ○年末年始自動車輸送安全総点検(平成30年12月~平成31年1月)

輸送の安全に関する投資予算

  1. 安全に関する投資
    (1)睡眠時無呼吸症候群検査(対象:全運転士 入社研修時に実施)
    (2)はんよう薬物スクリーニング(対象:全運転士 内約100名実施予定)
    (3)脳ドック(対象:40歳以上の運転士 内約100名実施予定)
    (4)デジタコ導入(新車導入時)
    (5)ドラレコ導入(最新機種に入替検討)
    (6)安全運転コンクール(無事故・無違反チャレンジ)の参加
    (7)適性診断(初任・3年目・6年目…/65歳以上・事故惹起)
  2. 乗務員教育に関する投資
    (1)新人教育に関わる費用
    (2)乗務員(運転士・添乗員)指導に関わる費用
    (3)交通安全大会にかかわる費用
    (4)安全運転中央研修所合宿研修費用
    (5)社外講師指導費用(NASVA等)

7、輸送の安全にかかわる情報の伝達体制その他の組織体制

8、輸送の安全にかかわる教育及び研修の実施状況

  1. 社外講師による勉強会の実施
    管理職・運行管理者を対象に安全意識の向上に繋がるご指導を頂きました。
  2. 運行管理者勉強会の実施(毎月~隔月開催)
    各営業所の運行管理者に対し法令改正等勉強会の実施、前月に発生した事故の分析、点呼状況の確認、問題点の把握改善などを行いました。
  3. 全乗務員を対象とした年間指導計画に則った月例講習会の実施
    平成29年乗務員教育指導実施予定表・および平成30年乗務員教育指導予定表を作成し、毎月のテーマに沿った講習会を実施、効果測定の小テストを行いました。
  4. 交通安全大会及び交通安全講習会・学期末毎の交通安全講習会の実施
    社外講師を招いて、乗務員を対象とした講習会を実施し、交通安全・旅客の安全確保の為の知識を広く学びました。
  5. 事故惹起者研修会の実施(毎月開催)
    前月に事故を誘発した運転士を対象に研修会を実施し、発生した事故をディスカッション形式で分析、再発防止に務めました。
  6. 新人運転士に対する教育
    教育センターにおいて関係法令・社内規則・乗務員指導に国土交通省から指定された全項目を取り入れたカリキュラムを作成し、運転士として必要な基本研修(運転・接遇を含む)を実施しました。
  7. 高齢運転士に対する教育
    65歳に達した運転士に対し1年以内に適齢診断、加齢に伴う身体機能の低下と安全運転の関係について各講習会(新人研修・学期末毎講習会など)の中で教育を実施しました。
  8. 安全運転中央研修所で合宿研修の実施
    貸切・乗合乗務員を対象に宿泊を伴う研修を実施、安全運行を基礎から学びました。
  9. 運転技術向上の取り組み
    運転技術の向上を図るため東京都バス協会主催の【バス運転士技術大会】に出場、優秀な成績を収めました。
  10. 適性診断の受診とカウンセリング
    初任診断・適齢診断の他、社内に設置されたナスバネットを活用し全乗務員が3年に1度は適性診断を受診する体制を取りました。また、軽微な事故でも事故多発者については3年を待たずに適性診断を受診させ、必要に応じてNASVAの特定診断を受診、カウンセリングを実施しました。
    ※特定診断とは、通常『死者または負傷者を生じた事故を引き起こした者』が対象
  11. デジタコデータの活用
    デジタコ搭載車の運行については運行終了時に毎回データを印刷し、運転士に運行の振り返りをさせ、必要により運行管理者が指導を行いました。
  12. エコドライブの徹底
    エコドライブ10推奨のチラシを配布、エコドライブが事故削減に効果がある事を各種講習会で指導、実行するように教育を実施しました。

9、輸送の安全にかかわる内部監査の結果並びにそれに基づき講じた措置

  1. 営業所に関する業務点検の実施(平成29年7月・8月)
    運行管理業務が適切に行われているか確認をする為に業務点検を実施し、改善事項がある場合において指導を行いました。
  2. 営業所に対する内部監査の実施(平成29年11月・12月)
    運輸安全に対する取り組み状況について業務監査を実施し、運行管理業務が適切に行われているか確認をしました。
  3. 営業所に対する外部機関による模擬監査の実施
    各種届け出、運輸安全に対する取り組み、運行管理業務が適切に実施されているかNASVAによる模擬監査を行いました。

10、安全統括管理者

株式会社平成エンタープライズ 取締役:中村宣信

平成コミュニティバス株式会社 取締役営業所長:山本良次

11、人員体制及び貸切保有車両

株式会社平成エンタープライズ

運転者
正規雇用 正規雇用以外 平均勤続年数
59人2人8年10ヵ月
運行管理者、整備管理者
運行管理者 運行管理補助者 整備管理者 整備管理補助者
24人20人14人20人
貸切車両
  車両数 年式 ドライブレコーダ デジタル式運行記録計
最新最古
大型53両2016年1998年53台46台
中型13両2010年1995年13台6台
小型36両2017年1998年36台14台

平成コミュニテイ株式会社

運転者
正規雇用 正規雇用以外 平均勤続年数
11人0人3年6カ月
運行管理者、整備管理者
運行管理者 運行管理補助者 整備管理者 整備管理補助者
4人1人4人1人
貸切車両
  車両数 年式 ドライブレコーダ デジタル式運行記録計
最新最古
大型3両2008年1995年3台3台
中型
小型2両2004年1998年2台2台